ECサイトを制作するために、なにを準備、進め始めたらいいのか…お悩みではありませんか?
最近【design.tsuki】でも、Webサイト制作の依頼より需要が増えてきたECサイト依頼。
中小企業のWeb担当さんは、上司から「ECサイト制作して!」と突然言われることも珍しくないようです。
今回は、初めてECサイトを制作する方でも【失敗しない始め方】(基本手順)、正しい手順をわかりやすく解説します!
是非あなたの会社のECサイト制作を成功させてください。
ECサイト・ネットショップ制作前に準備しておくこと
ECサイト・ネットショップを作り、運営するためには予算の確保、商品の入荷ルートの確保、在庫管理の方法の設定などさまざまな準備が必要です。
ECサイトの方向性を定めておくことが重要です。売りたい商品とそのターゲット層、プロモーション・マーケティング戦略はどのようにするのかなどを決めていきましょう。
「1年以内に年商1000万円」など、具体的な数字を用いて目標設定をおこなうのが好ましいです。
なお、目標設定をおこなう際に欠かせないのが市場のリサーチです。とくに競合分析をおこなうことで、自サイトのどんな点を強みとして活かしていくべきかが整理できます。
また、特定商取引法というEC事業者が守らなくてはならない法律も存在します。こちらの内容もきちんと把握し、ユーザーにとって安心・安全と感じてもらえるECサイト運営を心がけましょう。
ECサイト立ち上げから完成までの目安期間
ECサイトの完成までにかかる期間は、サイトの規模、内容によるものなので、一概に何ヶ月程度、ということは難しくケースバイケースになります。
しかし、目安として一般的なWebサイト(ホームページ)であれば1ヶ月~1ヶ月半。ECサイトの場合にはさらに長期にわたり3~4ヶ月が平均と言われていることは覚えておきましょう。
制作会社に依頼すれば納期は早く済みますが勿論コストがかかります。コスト面などを考慮して自社の中で構築する場合にはさらに時間がかかると認識しておきましょう。
デザインにどれほど手間をかけるのか、商品アイテム数は何点になるのか、などによって制作期間は異なりますが、最初のECサイト制作であればスケジュールにゆとりをもって準備をすることが理想です。
とくにオープン日が決まっている場合、逆算しては早め早めの準備が必要です。
ECサイトを制作会社に依頼した場合の費用相場
いざネットショップをオープンしよう、というときにまず気になるのがコスト面。希望通りのサイトを作るために必要な予算がいくらくらいになるのか、気になりますね。
サイトの制作にかかる費用は、サイトの構築手法によって大きく異なります。以下が、主なECサイトの構築手法、それぞれに必要になる費用相場の目安です。
ネットショップをオープンするためには、それ相応のサイト制作のスキルが必要です。自店舗・自社でスキルが足りない場合は、予算をかけてECサイト制作会社に外注をするのもひとつの手です。プロの手に任せることで、そのぶん短い納期でサイトを制作できます。
自社ECサイトを立ち上げる場合、比較的コストを抑えられる構築手法が※ASPカートです。
※ASPカートとは、
ECサイトを簡単に作成できるサービスです。
具体的には、レンタルサーバを用意することなく、提供されたクラウド上でECサイトを構築するといった仕組みです。
ASPカートを利用することで、専門知識や多額の資金なしでECサイトを作ることができるので、非常に便利です。
ASPカートには、有料カートと無料カートがあります。
有料カートは、無料カートと違い、初期費用や月額料金がかかります。しかし、機能性やカスタマイズ性がより優れているため、理想に近いECサイト(ネットショップ)を作ることが可能です。
本格的、長期的に事業を拡大させていきたい、機能性を重視するなら、有料カートの利用が向いています。
ただし、「時間がかかってもいいから、なるべくコストを抑えて理想のネットショップを作りたい!」と費用面を優先するのであれば、ECサイト制作会社への依頼は見送り、自分の手でECサイト構築するのがよいでしょう。
ECサイトの事業規模別!3つのおすすめ制作方法
1.個人レベルのECサイト構築なら、無料ASPカート
近年、拡大しているCtoC(消費者から消費者へ)-EC市場。企業ではなく、個人同士がネットを介して取引をするものです。
メルカリやヤフオクなどのフリマアプリ、オークションサイトの利用はもはや一般的ですが、中には個人でネットショップにチャレンジするという方も多くなりました。
たとえば、ハンドメイド制作をしている人が、最初はminneやcreemaのような専門プラットフォームに出品をしており、人気が出たら自分でECサイトをオープンさせるなど…
そのような方におすすめなのは、BASEやSTORESのような無料ASPカートでのECサイト構築です。
▶︎メリットとして
初期費用がかからないこと。予算に限りのある個人の方でも気軽にはじめられます。また、ECサイト開設もとっても簡単。SNSを使える程度のWEB知識さえあれば、専門業者へ依頼をせずとも自分の手でクオリティのしっかりとしたサイト構築が可能です。
▶︎デメリットとして
無料ASPは月額固定の利用料なども無料ですが、商品が売れた際には手数料が発生します。ASPサービスや扱う商品の価格にもよりますが、これがだいたい商品代金の3~5パーセント程度です。
また、カスタマイズは無料ASPはあまり幅広くありません。
ドメイン名が共通のものであったり、選べるデザインテンプレートや機能の数も限られます。ですが、追加料金を払えばオプションを利用できる場合もあります。まずはスモールスタートをして、あとからオプションで充実させていくのもひとつの手です。
ただし、注意点もあります。サイトの規模が拡大し、より機能の充実した有料ASPへ乗り換えたくなった場合、もともと無料ASPで使用していたドメインは引き継げません。
せっかく育ったサイトでドメインを変更してしまうのはリスキー。将来サイト規模を大きくする見込みの場合は、ドメインの管理ができる有料ASPを最初から選んだ方がよいでしょう。
有料ASP(有料カート)と無料ASP(無料カート)の違いについてはこちらの記事も参考にしてください。
2.本格的にECサイトを運営するなら、有料ASPカート
企業がECサイト販売をはじめる際は、見込みとなる年商規模にあわせて制作方法を選ぶとよいでしょう。
年商が1億円以下の小~中規模事業者が本格的なECサイトを立ち上げたい場合、おすすめなのが有料のASPカートです。
有料であっても、ASPサービスは基本的にほかの制作方法に比べ割安。すでにご紹介のとおり、導入の予算は数十万円程度です。ASPの特徴は、システムの管理などをプロバイダー側がおこなっているという点。通常、WEBサイト(ホームページ)は数年経つと古くなってしまいサイトの利便性やセキュリティに影響を及ぼします。その為、最低でも10年で再度サイト構築を行わなくてはならないのですが、有料ASPの場合はそれをプロバイダーがやってくれるので、負担なくいつでも最新のシステムを利用できるのです。
なので、このような知識がある小~中規模事業者は、WEBサイト制作は行なわず、WEBサイトの予算をECサイト構築にまわし(+SNS運用)で運用されるケースも随分と多くなってきました。
▶︎メリットとして有料ASPにはマーケティングのノウハウが蓄積されています。
初心者がいきなりECサイトの売上を伸ばしていくのはなかなかに至難の業です。こうしたノウハウを利用しながら運営できるのも大きなメリットです。さらに、昨今の有料ASPはカスタマイズ性にも優れているケースが多いです。従来は無料のものと同様デザインや機能に制限があるイメージが強かったですが、現在は利用者にあわせた様々なカスタマイズに対応してくれるベンダー(製品を販売する企業)も増えてきました。
のちにカスタマイズ対応してくれるのであれば、サイト規模が大きくなったとしても莫大な費用をかけてシステムを乗り換える必要がありません。このあたりの対応の可否は、事前にしっかりチェックしておくことをおすすめします。
あわせて導入前に確認しておきたいのが、自社のECサイトの方向性に沿う有料ASPなのか?
検討する際、導入事例として紹介されている他社サイトを実際に見て使って確認してみるのがオススメです。
なお、導入事例の中にアパレル企業が多い会社は機能が豊富であるサイン。
なぜならECサイトの中でも、アパレル分野が1番たくさんの機能を要求されるためです。ちなみに、ここ数年海外に向けて商品やサービスを販売する越境ECサイトもトレンドになってきていますが、それに特化した有料ASPも存在します。
ほかにも、ECサイトの目的が定期販売商品やレンタルサービスなど様々です。
ECサイト(ベンダー)には得意とするサービスがありますので、念入りな情報収集が肝心です。
3.年商数億円の大規模ECサイトなら、ECパッケージ
見込まれる年商規模が数億円レベルの大規模サイトであれば、選ぶべきはECパッケージとなります。
年商規模が数億円ということは、1日あたりの売上金額も数百万円にのぼります。商材が非常に高価というわけでない限り、注文数も膨大です。
ECサイトの運営業務は、大きくバックエンド業務とフロント業務に分けられます。注文数の多いサイトでは、在庫管理や出荷作業などのバックエンド業務の負担が大きくなりがち。
そうすると、売上を伸ばしていくためのマーケティング戦略やデザインを練るなど、フロント業務に手が回らなくなってしまいます。多忙のために、人的ミスが発生するリスクが高まることに注意が必要です。
バックエンド業務を効率化するには、物流や在庫、受注の各データをシステム連携する必要があります。
このシステム連携、ASPでは対応ができません。そのため、顧客データベースや基幹システムと連携が可能なECパッケージを選んだほうがよいです。
なお、サイト構築に必要な機能を一式ベンダーと契約して使用するECパッケージですが、そのシステムがクラウド上にあるタイプのものをクラウドECと呼びます。
ECパッケージはシステム連携以外の面でも、ASPより充実した機能やバックアップサービスを利用できます。すでに実店舗など複数チャネルを持っており、それらを統合してオムニチャネル施策を打ちたい場合などでも、ECパッケージはおすすめです。
ただし、ランニングコストは高くつきます。たとえば有料ASPについて解説した際にシステムの陳腐化について触れましたが、ECパッケージはまさにそのシステムアップグレードが必要です。
その都度安くはない費用がかかりますので、維持費の予算の用意も必要です。
また、導入やカスタマイズの際、ある程度のWEB知識を持った人材が社内にいることが望ましいです。
自社の基幹システムや業務フローをきちんと理解できていないと、せっかくのECパッケージの機能をうまく使いこなせないおそれがあります。
くわえて、制作方法という点からは少し離れますが、それだけ大きなサイトの成長を維持していくためには業務の徹底した効率化と高いネットリテラシー、マーケティングノウハウなどを有する必要があります。人件費もかかるということを覚えておきましょう。
ECサイト・ネットショップ制作の基本手順
カートASPを利用してECサイト・ネットショップを作る際、大まかな手順は3つです。
1.ECサイトのデザインを決める
2.商品を登録する
3.ECサイト、オープン前のテスト
シンプルな手順でECサイトを制作できる点も、カートASPの大きなメリットです。
なおこれらの基本的な工程に加え、商品在庫の確保やプロモーション・マーケティングの準備も並行しておこなっていくことになります。
1.ECサイトのデザインを決める
ECサイト・ネットショップのデザインを制作します。
まずサイトのコンセプトを決め、そこに沿う形で画面のデザインをつくっていく段階です。どんな商品をどのように見せるのか、掲載する情報の内容なども決め、ページをコーディングしていきます。
コンセプト・作りたいお店像を決める
コンセプトの決定は、サイトづくりの土台となる非常に重要な部分です。
自分がこのネットショップでなにを実現したいのかを具体的にイメージしてみてください。
サイトの構築手法を決めた時点で、目指す事業規模や商品数などはある程度固まっているかと思います。
さらに踏み込んで、メインとなるターゲット層はどこになるのか?サイトで商品を販売することで、世の中にどのような影響を与えたいのか?なども考えてみましょう。
このとき、必ずチェックしておきたいのが、競合となるECサイト・ネットショップです。商品のラインナップが似通ったサイトとは、差別化をしなくてはいけません。
一般的な差別化の手法として価格の安さがありますが、価格競争で戦っていくことはおすすめできません。
なぜならば、額面上の売上が上がったとしても利益が残らず、結果的に長くECサイト・ネットショップを続けていくことが困難になりがちだからです。
たとえば同梱物に手書きのメッセージを同封する、商品写真のバリエーションを他社より多くそろえる、注文から発送までを早くするなど、差別化の手法はさまざまな切り口があります。競合サイトを研究して自分のECサイトにしかない魅力を作ることが大切です。
デザインを決める
続いてサイトのデザインを制作していきます。
TOPページにはどのような情報をのせる?
商品はどのように検索できるようにする?など、実際のサイトの見た目の部分をこの段階でつめていきましょう。
ここで注意したいのが、ついつい自分の好みを優先させてしまってはいないか?という点です。
せっかく作るECサイト、デザインはこだわりたい気持ちがありますよね。しかし、ECサイトはあくまでもお客様に商品を売るための場。お客様にとっての使いやすさ=ユーザビリティの高さが一番に求められます。「自分が」満足するサイトではなく、「ユーザーが」満足するサイトを目指しましょう!
使い心地のよいサイトはリピーターを獲得しやすく、ゆくゆくは収益アップにつながっていきます。どんなECサイトならユーザビリティが高くなるのかをよく意識してデザインを決定しましょう。
ショップ名や会社情報など基本情報を設定する
デザインが固まれば、ショップ名や会社情報といった基本の情報を設定していきます。
ECサイト・ネットショップを運営するのであれば、必ず覚えておかなくてはいけない法律があります。特定商取引法というものです。
通信販売で起こりやすいトラブルから消費者を守る目的のもので、EC事業者はこの法律によって定められているルールを守ることが義務付けられています。
特定商取引法ではサイトに必ず表示させなくてはいけない情報についても決められていて、その中には運営者の名称・住所・電話番号と、代表者、もしくはサイト事業の責任者の氏名も含まれています。サイトを訪問したお客様が、どこの誰が運営しているサイトなのか?がわかるようにするためです。
特定商取引法ではそのほか、商品の価格や情報の表示に関するルールも定められていますので、サイトを制作する前にその内容をしっかりと確認しておきます。
2.商品を登録する
販売する商品を、サイトのシステムに登録していきます。
商品をサイト内に表示させるために、商品名称、価格、商品の説明文、在庫数などを登録することが必要です。商品の魅力を伝える画像の用意も大切な要素になります。
商品紹介の文章を書く
売れるECサイトの肝といっても過言ではないのが、商品写真。多くのユーザーが、商品を購入する際に画像の良し悪しを重要視しています。
資金面で余裕があるなら、プロのカメラマンに依頼するのが安心です。自分の手で撮影する場合は、画像が暗くなってしまっていないか、色味が現物と異なっていないかなどを注意しましょう。
単品画像だけでなく、使用シーンがわかりやすいイメージ画像が充実していると、商品の魅力をよりアピールできます。
また、実店舗と異なり実際に商品を手に取ることのできないネットショップですから、そのぶん痒いところに手の届くような対応を心掛けたいもの。ユーザーの「商品について知りたい」というニーズに応える画像を用意することもお忘れなく。商品のディテールを大きく写した写真やさまざまな角度から撮った写真は、ユーザーからの商品への信頼感を高めてくれます。
3.ECサイト、オープン前のテスト
サイトの中身が整ってきたら、オープン前に必ず不具合がないかをチェックします。
デザインのレイアウト崩れはないか、商品情報に間違いはないか、リンク間違いはないか、購入までのフローに不具合はないかなど、ユーザー目線に立って入念にチェックする必要があります。
デザインも設定も整って完成が見えてくると「早くオープンしたい!」と気持ちが高まるかもしれませんが、最後に重要なステップが残っています。
ECサイトをオープンする前には、きちんと設計通りにサイトが機能するかをテストする必要があります。
万が一、お客様の注文や決済のフローで不具合が生じてしまったらサイトの信用はガタ落ち。また、ページのレイアウトが崩れているだけでも、サイトイメージの低下につながってしまいます。
以下の手順を踏まえ、サイトがお客様の前に出せる状態になっているかをチェックしていきましょう。
ECサイト内をくまなくチェック
サイト上のすべてのページがきちんと表示できているかを確認します。
表示できていない画像や、無効になっているリンクはありませんか?テキストで掲載している内容に、誤字・脱字や誤りはないでしょうか。
TOPページから単品ごとの詳細ページまで、ミスがないかをくまなく調べます。
テスト注文をして正常に決済できるかチェック
注文・決済のフローがきちんと動作するかは非常に重要なチェックポイントです。ここにミスがあると、せっかく商品を購入してくれるお客様に大きな迷惑をかけてしまうことになります。
入力画面に不具合はないか、選択できるすべての決済方法がきちんと機能しているか確認しましょう。お客様の金銭が関わることですので、気をつけすぎるくらいでちょうどよいです。
PC・スマホと両方でチェック
PCの画面上で一通りチェックができても、そこで終わりと思ってしまうのは要注意。スマホ画面でも同じようにチェックはできていますか?
スマホでネットショッピングをするユーザーの割合は年々高まっています。PCとスマホ、どちらのデバイスからも正しくサイトが動作することを確認します。
ECサイト・ネットショップってどう運営すればいいの?
いよいよECサイト・ネットショップをオープンさせたとして、ここからが本題です。
このECサイトをどのように運営すれば、効率よく売上を作っていけるでしょうか?
自社で運営・運用を行う場合と代行会社に依頼する場合、それぞれについて解説します。
1.自社でECサイトを運営・運用する場合
ECサイトの運営にはフロント業務とバックエンド業務の2種類があります。
簡単にいうと、フロント業務はマーケティング活動。商品企画から仕入れ・製造、サイトの制作や商品登録をはじめとする更新管理、プロモーションといった仕事がここに含まれます。
対してバックエンド業務は商品を受注してから発送にいたるまでの、受注処理、在庫管理、出荷・配送、問い合わせ対応などのアフターサービスがあたります。別の言い方をするとフルフィルメント、と呼ばれる一連の業務です。
もし自社でECサイト運営をすべて担うのであれば、上記のような業務が発生します。これらをすべて回していくのはなかなか大変です。
まずフロント業務には、ECマーケティングに関する知識やWEB制作スキルが求められます。集客を最大化して効率的に売上を伸ばしていくためには、広告運用やSEO対策、メールマーケティングといった業務も発生するでしょう。
またバックエンド業務に関してですが、こちらは各業務の正確さが大切です。ひとつのミスがサイト全体の信用問題に関わる可能性があるためです。ですが、注文件数が多くなればなるほど、業務の負担も大きくなり、ミスの発生しやすい環境へとつながります。
フロント業務にせよバックエンド業務にせよ、取り扱い点数が多いサイトほど、各セクションに専門の人材が必要になります。複数人数で運営をしていく場合、チームの統制がとれていることも安定した運営のために不可欠でしょう。
2.ECサイト運営を代行会社に依頼する場合は、実績やサポート体制を要確認
WEBについての知識や経験が浅く、また人手もそこまでさけない場合は専門の代行会社に運営を依頼することになるでしょう。その際に気を付けたほうがよいポイントがいくつかあります。
まず、どんな代行会社を選ぶべきか。
実際に選定する際はさまざまな企業を比較検討するかと思いますが、その代行会社の得意分野が自社の目的に合っており、かつ実績やサポート体制が十分であるかどうかはチェックしておきましょう。
ECサイトの運営代行会社はそれぞれSEO、LP制作、広告運用、コンテンツマーケティングなど得意とする分野を持っています。自社の戦略上必要で、かつ社内に人材が不足している部分を効率よく外注に託せることが理想です。
そもそものマーケティング戦略の立て方がわからない場合は、専門のコンサルタントについてもらうというのもよいでしょう。
また、実績の多い会社はそれだけノウハウを蓄積しており、柔軟な対応能力も期待できます。困ったときに頼れるサポート体制が整っているかも重要です。
依頼した際の費用の目安も把握しておきましょう。代行会社の料金は、頼む業務の内容によっても相場が変わります。料金体系が明確でわかりやすいことも見極めのポイントのひとつです。
まとめ
ECサイトを制作し始めてから、テストが完了し、きちんとサイトが機能することを確認できたらいよいよECサイトのオープンです。
ですが、ECサイト作りが終了したわけではありません。むしろ、ここからがスタートです!!
ネット上のトレンドやユーザーのニーズは日々変化するため、ECサイト側もユーザーのニーズに応えられるよう常に改善、更新を続けていく必要があります。
お客様に選ばれ、信頼されるサイトであり続けられるよう、商品力とマーケティング力を磨き、ECサイト(ネットショップ)を育てていきましょう。
ここまで読んでみて、もし「自分ではECサイト(ネットショップ)の制作は無理だ、、、」と思われたら、お気軽に一度ご相談ください。
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